草加を歩いてみようⅢ 水琴窟と和文化を求めて漸草庵へ

2021年07月07日

7月7日追加 #そうかいろ 視聴時間:約6分  2021年6月、埼玉県草加市「漸草庵」の「水琴窟(すいきんくつ)」へ。水琴窟とは、日本庭園装飾の一つで、手水鉢(ちょうずばち)下の地中に作った空洞の中に器を埋め、そこに水滴を落下させ、その際に発せられる音を反響(ヘルツホルム共鳴)させ地上に聞こえるようにした仕掛けで、排水処理機能もあるようです。手水鉢(ちょうずばち)とは、神前、仏前で口をすすぎ、手を洗う等の身を清める水を確保するための器で、大半は石で造られているようです。いずれも出典はネット情報。水琴窟が目的でしたが目的達成と共に「漸草庵 百代の過客」で、和文化の一端に触れることができました。当庵は、日本文化芸術関連施設として埼玉県草加市に2019年4月にオープン、木造平屋建ての数寄屋建築。施設の命名者は、松尾芭蕉「おくのほそ道」を世界に広めた日本文学者の故ドナルド・キーン氏とのこと。草加市の和の文化に親しみ、発信することができる拠点として、茶道・華道・邦楽(琴・三味線等)・落語・謡曲などの催物で利用可。市内外からの来客をおもてなしする施設としてのお休み処で、抹茶・上生菓子(有料)をいただけます。草加松原の松並木や草加宿散策の際に一休みしています。